やってみましょう!MSXBASIC<GAME編>
・MSXBASICゲームを体験しよう
・MSXのゲーム主要キー
・MSXマウスのジョイスティックモード
・一般的な起動方法
・保存するディスクを作る
・ロードする・セーブする
MSXBASICゲームを体験しよう
MSXBASICのゲームはシンプルな文字のゲームから
市販ゲーム並みのクオリティなどさまざまですが、
ここではMSXでどこまで遊べるか体験してみましょう。
おもしろいゲームを作るのは至難の業です。
そこでMSXBASICの投稿プログラムを打ちました。
MSX-FANの雑誌を買ってウキウキしながら、
家でプログラムを打っていました。
やってみたいなぁと、思うプログラムがありましたね。
そのプログラムの幾つかを紹介しています。
http://www.geocities.jp/fullmsx2/u-yan/msxfan.html
MSXのゲーム主要操作キー
MSXのゲームソフトのメディアはフロッピー、ROMカートリッジ、テープの3種類あります。
ここではゲーム編として、起動方法から保存までを解説します。
MSXのゲームは一般PCと似たようなキー操作です。
カーソルキー、SPACEキー、RETURNキー:これは一般的なアプリです。
SHIFTキー:これは足りなくなった時に使っています。
GRPHキー:これは魔導物語などのソフトです。
ESCキー:これはキャンセルなどの意味に使います。
STOPとCLS/HOMEキー:これはワーコンソフト(FS-
4500)で「はい、いいえ」キーになっています。
F1キー:コナミゲームのポーズ
F2キー:コナミゲームのDUALPLAYなど
TABキー:2コンキーボードのBボタン
テンキー:光栄のソフト、システムソフトなど
MSXのカーソルは一般的にテンキーを使いませんが
MSXパソコンには装備していないものが多く、MSX2以降のソフトで使うことができます。
MキーまたはNキー:コナミソフトではBボタンとして使います。
E,F,C,Sキー:コナミの2プレイで2コンのカーソルとして使います。
IキーまたはEキーまたはSキー:日本ファルコムのイースで使用します。EVENTRYのEなど
ZキーまたはXキーまたはCキー:昔からパソコンで使用しているキー。XZRなど。
キーボードとゲームコントローラのカーソル移動
カーソルキーの移動は4方向に的確な移動ができます。
しかも上と右を押すと右上と8方向移動もできます。
コントローラーは親指をその方向へ傾けますが
キーボードの操作は3つの指でキーを2つ押したり1つ押したりします。
中指は上下させる感じです。
MSXマウスのジョイスティックモード
マウスのAボタンとBボタンを同時押しでジョイスティックI/Oポートに差し込む:
ジョイパッドコントローラ対応ソフトをMSXマウスで操作することができます
シューティングゲームなどをすることもできます。
通常のスピード3ではかなり遅いです。グラディウスでスピード8くらいが快適でした。
このモードから面クリは難しいです。
MSXエミュレータなどで光学マウスを使ってマウスの精度が上がればもっといいかも。
一般的な起動方法
<ROMカートリッジを差し込む>
どちらのスロットでもかまいません。ほとんどのゲームはSPACEキーがAボタンになります。
<テープから起動する>
BASICデータの場合は CLOAD 、マシン語バイナリデータは BLOAD"CAS:",R
読み込みが失敗した場合、ラジカセの音量は適正か確かめて下さい。
<ディスクから起動する>
システムディスク、マスターディスクまたはAディスクなどを入れて起動します。
ディスクは起動音が聞こえなくなっても、そのまま入れておき画面の指示で「Bディスクを入れてください:」などと表示されてから、入れ替えます。
読み込みが失敗した場合、チェックディスクを実施します。
ここではゲームに必要なデータディスクまたはユーザーディスクを作ります。
物理フォーマットはディスクをMSXパソコンで読み書きできるようにする作業です。
CALL FORMAT
と打ち込みましょう。
Drive name(A,B)
と表示されます。ここではAを押す。増設ドライブの場合はBでもかまいません。
1−1 side ,single track
2−2 sides,double track
?
と。表示されます。ここでは両面書き込みの2。
Strike a key when ready
何かキーを押すとはじまります。
中止の場合は[CTRL]+[C]です。
これで準備ができました。
※2HDディスクでも保存はできますが、そのままではPCから読み出すことはできません。ディスクの右の穴をテープで塞ぎます。
また、ディスクエラーが裏面にあった時は両面書き込みを片面書き込みの1に変更すると改善される場合があります。