MSX:PCケータイ

※一部のケータイで表示可能です

MSX:1chipMSX JAPAN

・日本語のコメントがそのまま書けます
・1chipMSXへのPLD書き込み
・MSX2+を体験
・MSX2+パソコンを拡張しないと出来ない機能
・1chipMSXの最後に

1chipMSX改でMSX2+を体験してみる

「動作不能にしてもいいから書き込みたい。ダメならMSXPLAYerもある!」
「いやぁ、やってしまったか」と思いきや起動して30秒でMSX-DOS2へ。
夢のMSX-DOS2、MSX2+です。でも危険ですから覚悟はしましょう。
なお、カセットテープ機能が削除されます

■日本語のコメントがそのまま書けます

=1chipMSXの例=
10 'センタクガメンノ ショウキョ
20 GOSUB 340

1chipMSXではMSX文字を主体にした
半角メインの書き込みです。

=1chipMSX改の例=
10 '選択画面の消去
20 GOSUB 340

拡張された漢字BASICは日本語を全角(2バイト文字)で書くことができます。
さらに自然画モード、日本語MSX-DOS2、4MBメモリ対応と便利になります。
MSX2+用のロゴとメモリの表示も格好いいですねぇ。
さて、手順に入ります。

■1chipMSXへのPLD書き込み

ツールキットのサインアップは英語だからどうしたものかと。でも。
直接書き込みの方法にしてみました。
仮に1chipMSXが起動不能にしてしまっても接続ケーブルで復旧はできるので
動かなくてもQuartusIIで環境を揃えればいいので、ダメもとでやりました。
自分で改造しない場合はQuartusIIのツールキットは不要です。
これはコンパイルしない場合の書き込む手順です。
emsx_top_20080511_001フォルダから
emsx_top_20080511_001\fpga_design\environment\one_chip_msx_boardフォルダへ移動します。
CONV.BATをMS-DOSで実行します。WindowsXP※ではconvの歯車アイコンをクリックします。
なお、誤ってMSX-DOS2でCONV.BATを実行すると
pof2pld emsx_top.pof emsx_top.pld
コマンドはPOF2PLD.EXEを実行して書き換えるMS-DOSコマンド
MSXではPOF2PLD.COMと全く違うファイルを探すのでコマンドエラーとなります。

※Windows7、WindowsVistaでは確認していません。

PLDファイルが生成されPLDLOAD.COMとこのフォルダも念のために一緒にSDカードにコピー
しますが、MSX-DOS2で読める文字8文字以下のフォルダ名をここで変えて
1chipMSXに入れます。
例えば新しいフォルダを半角でPLD-DATAとしてもいいでしょう。
これから先は1chipMSXのMSX-DOS2で実行します。
私の場合はA:\PLD-DATA\と表示されますがプロンプトがA>の場合でもよいです。

A>CD PLD-DATA
A:\PLD-DATA\>PLDLOAD EMSX_TOP.PLDまたは
プロンプトなしのA>PLDLOAD EMSX_TOP.PLDでも表示はよいです。

点が数個表示されて後に
A>
MSX-DOS2プロンプトが表示されれば完了です。
この改造後は1chipMSXの起動が30秒程度かかります。

■MSX2+を体験

1.自然画モード

 MSX2のSCREEN8からSCREEN12まで拡張されます。
このモードでは取り込み画像を表示するモードで、文字入力には適していません。
 使い方はHRA!氏のBMP2MSXでSCREEN12に設定します。
256×212の256色に減色したBMPファイルを作ります。
 そのBMPファイルをBMP2MSXにドラッグ&ドロップします。
再変換でSCREEN12に設定します。
 いろいろなWindowsの画像を試しましたが、CGよりも風景の写真がやはりよいですね。
次のプログラムをMSXBASICで入力します。

10 SCREEN12
20 BLOAD"FILENAME.SCC",S
30 I$=INPUT$(1)

それだけではありません。
JPEGファイル、BMPファイルを表示させる画像ローダも動きます。

A>JLD TESTJPG.JPG

JLD,JPD共にSCREEN12で動作します。
画像ローダでは512×424の
解像度になっているので、もっとキレイです。
そして、この表示状態を保存してキャッシュにします。
JLDの場合はctrl+Gで保存します。
BASICへ戻ってプログラムします。
512×212は奇数ページ、偶数ページの交互表示で512×424ドットになります。

SCREEN,,,,,3
カンマを5回で3を入れます。
10 SCREEN12,,,,,3
20 SETPAGE0,0:BLOAD"TESTJPG.SC0",S
30 SETPAGE1,1:BLOAD"TESTJPG.SC1",S
40 I$=INPUT$(1)

SCREEN12画像はファイルサイズが大きく
2DDでは4個程度で入りきれませんがSDカードであれば問題ありません。
またMSXパソコンではモニタ表示がチラつきます。

さらに他機種の画像フォーマットも読むことができます。
最後にMSX2+の自然画モードの詳細のページをリンクしておきます。
どうして19,268色表示できるのか、わかります。

やってみましょうMSXBASICその5:
http://www.geocities.jp/fullmsx2/u-yan/msxbasic5.html

2.漢字BASIC

 漢字BASICはMSXBASICで
CALL KANJI
 で漢字入力モードに入り、CTRL+SPACEで仮想端末になります。
CALL KANJI1から3まであります。
 漢字を小さくしたい場合は
WIDTH64かWIDTH80 を実行します。
 次は日本語MSX-DOS2モードに入ります。
CALLKANJI3:WIDTH80
 を実行してMSX-DOS2に入ります。
元の英数モードに戻る場合は
CALL ANKです。

 また当サイトでも漢字BASICプログラムの特集があります。

表計算できないMSXを表として使う:
http://www.geocities.jp/fullmsx2/u-yan/word-process4-2.html

やっぱりゲームを走らせたいと、とりあえずDanteを。
動作に問題はないので、このサイトで遊んでみてください。
私のDanteはシナリオ作成してから公開します。

http://kaba30.hp.infoseek.co.jp/

■MSX2+のプログラムを使う

MSXの実行できないプログラムの多くはMSX2+の
漢字BASICで記述されている事があります。
GIGAMIXさんのDiscMailのプログラムは
MSX2+以降のプログラムがとても多いです。
1chipMSX改にすることでシームレスな環境になります。

MSX1から見るとMSXはかなり変わったと思います。
MSX2+ではFM音源が加わり
さらに自然画はWindowsの画像をそのまま見ることが
できます。
やはりMSX2までがいいところでしょうね。
なぜならば、ある風景を絵で描くのがMSX2ならば
MSX2+はデジカメでプリントアウトした感じです。
漢字BASICはいいかもしれませんね。

■MSX2+パソコンを拡張しないと出来ない機能

拡張ROMカートリッジEX-4などMSXマシンから改造すれば
今では超激レアな改造。でも…
この改造をすればモンスターMSX仕様に拡張します。

1.SCC2個差し

 SCCカートリッジを2基装備させて、SCCを2倍使う方法
SCMDのプレイヤーがあれば多彩な演奏機能が楽しめます。

2.4MBのメモリ

 MSXturboR標準でも256KBでMEM-768カートリッジでやっと1MBのメモリになります。
これは通常のMSXパソコン実機の16倍の大容量メモリが入ります。
16Byte×256Seg=4096ByteでMSXで最大の4MBのメモリを使うことができます。

3.高速モード

 MSXturboRはCPUが速すぎるためにVDPがCPUより遅くなってしまうことがありました。
MSXturboRよりは遅いですが、1chipMSXではCPUとVDPが同じ程度に速くなります。
 MSX2+よりは速いです。F12の高速モードボタンはいいですね。

MSX2+にしてもMSX/MSX2のゲームも動作します。
HRA氏のご好意に感謝します。
改善すると、ある部分に不具合が起こったりする事がありそうです。
マシンに限りなく近づいてもマシンにはならない、という事です。
不具合を放ったままでいいという話ではなくて
そのハードウェアの限界に近づいたという事です。
ミナカンのワタシの議事録をちょっと
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口頭をまとめると…
MSXアソシエーション※では当初1chipMSXをMSX1相当と決めていました。
その後MSX2バージョンアップキット(有償)を作ることにしたのですが、
「MSXをMSX2相当にもできるよ!」と
ご好意により無償でMSX2相当PLDのサンプルが付いた、いきさつがあります。
現在のSDカードはご存じのとおり2GBを越えるメディアが多く出ております。
これは設計時に想定外のことであり、これ以上の1chipMSXへの対応は難しいと考えています。
そこで現在のメディアに合った新ハードを企画中です。
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無償でMSX2相当にしたのでよかったと思います。
私も「スピコン機能を付けて欲しい」などと
要望をだして応援していましたが、
そういうことで区切りをつけたらしいです。
といってもPCに比べて省電力が非常に少ない
8ビット、16ビットのPCの利点があります。

※MSXユーザーまたはサークルがつくる団体の総称。
現在も有志によって活動しています(2009/11現在)

■1chipMSXの最後に

MSXパソコンは16ビットパソコン、MSXturboRまで発展してきました。
PC市場はNEC、SHARP製など日本製で20万〜40万の価格でした。
安価なパソコンにはない物を作ってみたい。
そんな中でミナカンで似非プロジェクトが始まったのです。
安価なパソコンを使うユーザーがMSXを使っていましたが
海外の安価なパソコン、DELL、コンパック製などが市場に入り
20万を下るPC、5万円以下のパーツなどが手に入り
自作PCのDOS/V製品が10万以下で作ることができようになりました。
このようなアセンブリパーツをMSX用に使おうというのが発端でした。
MSXユーザーでメモリを増設したいという望みもあり
そして似非セミナーという講習会などでメモリを256KBを1MBなどに
拡張するカートリッジが制作されました。
当時は草の根で広がりFPGAのPLD化して制作コストを抑える話がありましたね。
私も無駄かなと思ってMSXturboRと通信モデムと最後の投資でしたが
草の根ネットという大きなMSXドリームの経験を味わったと思います。
まぁ私もパソ通の自作PCの仲間に入ったりもしていましたが
そういった時代背景でMSXパワーユーザーはWindowsへ移行したのです。
衰退するパソコンから最新のパソコンへ一足跳びでした。
ハードウェア使い捨ての時代になってソフトウェア重視が薄くなったとも思います。
Windows95を見た瞬間、マルチスキャン、BJカラープリンタが出た瞬間、凄いと思いました。
それでも私はですね、最初に手にしたPCも大事に使っているだけです。
昔はとても苦労したモノを今はラクにできるというのも面白いものです。
何はともあれ、ユーザー側から見ると似非プロジェクトは完成したと思います。
MSXドリームも1chipMSXで最後になってしまいました。

MSXの概念ばかり考えすぎる下等なユーザーです。
こんなMSXユーザーの苦労話もあってか愛着があるようにも思えます。(おい)
MSXエミュレータ、MSXturboRなどからできるプログラム
さらにはサブマシンのWindosのプログラムを考える事をよく忘れてしまいます。
今となってはMSXユーザーは減ってログだけになりましたが
そんな私ですが、できるだけ楽しめるようにしたいです。